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鬱は珍しい症状ではない|誰でも発症する可能性のある病気

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鬱病は、これまで心の病気として考えられてきました。精神的ストレスなどが引き金となり、いわば心のコントロールが出来なくなってしまった状態です。従って、治療をする上でも心にアプローチをする傾向が見られました。近年は研究が進み、鬱病と脳の状態との関係が注目を浴びます。そういった中で登場しているのが、鬱病の状態をチェックするための画像検査です。鬱病の場合は、脳に特徴的な所見が見られます。この病気になると、概して生活を楽しむことが出来なくなることが多いです。常に不安を抱えることも少なくなく、何かをやり遂げるための気力も失います。このような症状の背景にあるのが、脳内の神経伝達物質の減少です。健康な方の場合には、心の状態を左右する神経伝達物質の分泌が正常に保たれています。ですが、鬱病になってしまうと、こういった神経伝達物質の分泌がスムーズにいかなくなるのが常です。ですので、心の状態にも影響が表れてきます。神経伝達物質は、種類によって特定の感情を司ってるのが特徴です。従って、分泌が低下すると少なからず感情が乱れます。鬱病の症状を改善するためには、こういった神経伝達物質の分泌を回復させることが必要です。

昨今の精神科や心療内科では、薬物療法を中心にして治療が進められます。特に治療を始めたばかりの時期には、薬で症状を抑えることが最重要課題です。鬱病では食欲低下や自殺願望などの症状が見られることが多く、時に命にかかわることがあります。医療機関では、患者の健康状態を最優先して治療を行うのが一般的です。鬱病の治療では、抗うつ剤や抗不安薬などの様々な薬が用いられます。こういった薬の中には脳の神経伝達物質に働きかけるものがあるため、服用後症状が改善する可能性が高いのが大きな利点です。症状が激しい時期は、カウンセリングなどの心理療法だけでは効果が得られないことがほとんどと言えます。そのような場合には、脳内に作用を届ける薬を使用するのが、改善のための近道です。心がついていかない時でも、薬の力で心の状態が良くなります。そうなれば、回復力や抵抗力も増していくのが通常のパターンです。従って、心理的なストレスに負けない強い精神力を養っていくことが出来ます。自然に備わっている治癒力よって、徐々に薬に頼らなくても済む状態へと変わっていくのがこういった薬物療法が人気を得る一つの理由です。アプローチ法を工夫することで、よりスムーズに回復が叶います。

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